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頭部

2006年12月8日(木)

大腿部の貼り合わせ。クランプで大腿部を固定(ただしパッドなどを入れて圧迫応力割れなどの事故を避けること。)
このあと、高強度タイプの瞬間接着剤を流し込む。 レジンの変形が少ないせいか、割とすんなり接着できた。

その後アルテコSSPで出来る段差を埋める(強度維持の為アルテコを使う)
2006年12月6日(水)

約1年1か月振りにプロト(=試作)・零号機(黄色)の製作。 メインで製作中の 弐号機 の研ぎ出しが出来るようになるまで数日
掛かるので、その空いた待ち日数に肩塗装をしてもよかったのだけど、作業工程管理(気分転換)の為に、脚の内部骨格の後ハメ
加工をする。

「← ココ削る」 で示した部分を、最初はリューターのビットで、次に同じく円筒形回転砥石で、勘合具合を看ながら、骨格がスライド
出来るようになるまで削る。弐号機で削りすぎて1回穴を空けてしまった同部分だけど、手馴れてきたのか、今度は表面仕上げ含めて
綺麗に仕上がった。

これは、もともとの「カラーレジン」の収縮が少なくて、キット自体が「当たり」であったことも幸いしてるみたい。
削り代(けずりしろ) は、ゆるい「Ω」型になるようにして、脚部接着面の面積をなるべく減らさないようにすることはもちろん、必要十分
な体積だけ削るようにして強度を維持する。
ここで大問題発生!!
2005年11月4日、GOダンナー(彼氏?)から「年内に青オニ(エヴァ零号機改)を本体だけでも完成させないと、
「2006年元旦の朝にお前のフィギュアや模型をみんなゴミ箱に入れて焼く!」
と言われてしまった。
工作には協力的でも、塗料の中でもラッカーやソフビシンナー臭が大嫌いなカレは、私の作業がバンダイのLMHGの時(1体1日〜2日で完成)に較べて、9月下旬から2か月近く経っても,いっこうに進まないのにイライラしてるらしい。 零号改本体のみ、武器は後日で良いとの条件としても、12月31日までに使える土日は14日分、しかも、その土日祭日のどちらかに日直に入る日が2回はあるので、実質10日しか作業日程が
取れない。
これって精神的D.V.だよね〜 嘘だと言ってよ!マイダーリン!
10月14日(金)
完成した各号の骨格の比較

上:初号より後に適用された改良された抜留付の膝関節

中:初号のクリアランスがほとんどないロッド。
  ピン打ちしてもすぐに抜ける。

下:同じく初号のロッドの長さに余裕がない腕。
  ピン打ちしてもすぐ抜ける。
  これも弐号以降のパーツを部品請求で手に入れた方がラク!
写真は3体分6本のかかとパーツ

まとめてかかと作業中。 5体分で10本!
図のように置き換えます
今はどうしているのやら?アキレス腱は、2mm真鍮線とポリボールジョイントで新造です。
手間かかるけど、楽しい・・・

<作業手順>
1:プラサポートの規格「04」のボールジョイントを、
キットの骨格の大きさの3.2mmまで削る

2:2mmの真鍮線を差込み部のみ1.8mm強まで削る
それにしてもなぜ1.9mm?
設計者「K山 ・ Y」氏には、
汎用パーツがそのまま使える規格を選んで欲しかったですね。 

工作機具は、プラサポBJ-04、真鍮線のほかに、
万力(バイス)や、 電動リューター、喰切(エンドニッパ)など
の工具も必要!
はっきり言って、模型というより、金属加工屋さんです。

アキレス腱のポリL字ジョイント+3mmボール組み合わせ
のコトブキヤ・「EVA専用ポリパーツ」は、全く使い物になりませんので、
市販のコトブキヤMSG系やWAVEポリボールジョイント(棒部は切断)と、
2mm真鍮線を1.9mmに削って、骨格サイズに収めます。